岩田智子 | Saitama | Japan
「てびねり(紐状の粘土を積み上げてかたちを作っていく技法)」によって生み出された花器や食器。絵画から土への興味が強まり陶芸へと転向。作品のフォルムや質感も絵画のような表情を持ち、黒い器ひとつをとっても、彼女がイメージする奥深い質感を持っている。野に咲く花を活けることをイメージして作られた花器は、シンプルさの中にある懐の深さを感じ、花を活けることでよりその器自体も花開く。暮らしの中に、美しく静かな切り取られた世界を演出してくれる。
1977 埼玉県生まれ
2000 沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻卒業
2006 常滑市立陶芸研究所修了 愛知県常滑市にて制作
2007 12月より制作場所を埼玉県行田市に移す.
2015 個展 3月 Exhibition / electic (London) 12月 GARB DOMINGO(Okinawa)